50代女性

別居しましたー50代からの革命

*こちらは2025年4月17日のメルマガです


別居しました



結婚29周年目の
結婚記念日に


離れて暮らしたいと
お話して
家を出てきました



まずは快適です


別居といえど特別旦那さんと

仲がわるかったわけでもなく
嫌いになったわけでもありません



ただ
自分を生きてみたいなと思いました


次男くんが大学院を3月に卒業して
社会人になりました



その下には大学4年生の娘がいます


母親業はもう卒業です



正直
やり切りました


旦那さんからは毎日のように
寂しいとLINEがきます



反比例して

わたしはどんどん
元気になっていっています


1人暮らしは人生で初めてです


だから1人で暮らす

ということに

寂しさでおぼれてしまうのでは?


お一人さまという事実に

押しつぶされそうになるのでは?



そんな懸念で不安でいっぱいでした



思えば


ずっとだれかのために
生きてきたような気がしています


独身時代は母のために生きてきた
そんな気がしています


結婚してからは

旦那さん、子どもたちのために
そんな気がしています



だれかのためなんて
おこがましいですが


あなたたちがいるから
わたしは生かされている


そんな気もしています


それは不幸せなことではないですよ
とてもしあわせな時間でした


でもね


50歳すぎて


「自分の本音とは?」


ということに嘔吐しながら
向き合ってきたら


自分の本音がなんなのか?


そもそもわからないという
事実に衝撃だったんですよね


あれ


自分の人生なのに
本音で生きてないやんけと。



まあ、あたりまえよね

常に矢印は誰かに向けて生きてきたから


我が

ではなく

どう見えるのか?


いままでずっと
どう見えるのか?
ばかりでした



・世間的に恥ずかしくないのか?

・世間的にいいなと思われるのか?

・世間的に嫌われないのか?


子どものためといいながら


子どもを立派に育てた母親
になりたかったのかもしれません



夏休みに稲作教室に連れていったり

海や山に連れて行ったり

家で一緒にお料理作ったり



子どもの顔を見るより
中学受験でどんな角度で
それらがテストで出てくるのか?


そんな思考で一緒にやっていました



いい妻

いい嫁


と思われたいと
生きてきたようにも思います



うちね

夫婦ケンカってしたことないのよ



いい妻であることは
イヤな感情を出さないこと
だと思っていたからね



「やめてほしい」

と思うことは相手にむけず


イヤだと思う感情を
ごくりと飲み込んできたんだ



イヤだと思う感情って
体内で消化してうんこに
ならないんだよね


驚いたよ


結婚29年目にして
自分の体内に蓄積されていたことを知った




常にいい顔ばかりをみせて
自分の体内にイヤな感情を
ため込んできた



わたしの身体はイヤな感情のごみ箱になっていた



それらは体内で腐敗して
イヤな臭気を放っていた


思えば
対人恐怖症になったのは


腐敗した感情があふれ出てくるのを
恐れていたのかもしれない


人と対面すると


ドロドロとした自分を悟られたくないと
やたら冷や汗を流していたのを思いだした



いま


1人になってみて
とても静かで穏やかです


24時間
全部自分のために使える



好きな場所に住み

好きな時間に起きて

好きなものを食べて

好きな人にだけ会う


好きしかない


とはいえ


そもそも自分の本音って
わかるものなのだろうか?


ずっと誰かのために生きてきたから
まだ自分を見失ってます


でも、気づけたからよかった


あのまま

違和感を感じたまま自分を56して
生活し続けていったとしたら

想像しただけでも震える



とてつもなく

贅沢で自由な時間を享受していることだけは事実です



あ、そうそう

万年激しく便秘だったけど

こちらにきてから

毎日快便なのが不思議



いろいろとデトックスしてます